2011年6月29日水曜日

時間感覚の違い

今日は井端が担当します。
今回は何か教訓めいたことではなく、単純に最近困惑することについて書こうと思います。


最近困惑すること、それは、大学での時間感覚です。

普段私は、平日に関しては毎日内定先でプログラムを書いていて、
週末に溜まっている大学の宿題や課題をこなすようにしています。

普段、プログラミング作業に多いに時間のかかってしまう私は、いつも切羽詰っています。
予定通りに物事が進むことは本当に稀です。

そんな中、週2,3回は、どうしても授業に出なければならないため(出席が加味されるため)、その時間ピンポイントで学校に行きます。
また、ゼミにはどうしても出る必要があるので、その時間はプログラミング関連の作業はストップします。

出席はするのですが・・・

何もかもが遅くて(または長く)、非常に居心地が悪いです。

教授の話す速度。
一時間半という講義の時間。
一回あたり、微々たる量しか進まない講義。

私は現在、大学生で、色々インプットする必要のある時期ではあると思います。
特に、経済・政治の動向は常に把握しないと大局的な判断ができなくなるので、
プログラミングで偏りがちな自分の思考を、大学という場を利用して調整しようと大学へ行っています(本当です)。

しかし、最近になって大学という場の意義がよく分からなくなってきました。
正直、「思考の調整」だけなら読書で解決できるし、自分のペースで進められます。
むしろ大学へ行くことで、少なからず他人のペースに合わせる必要が出てきます。
しかも大学という場では、往々にして「遅い」ことの方が圧倒的に多いと思います。

グループワークでは、私は時間がないので急ぎたいのに、周りの人は急ぐ理由がないので、
議論の進度は驚くほどに遅いです。結局私が主導権を取り、自分のペースを無理やり他のメンバーに拡張することで、早く終わらせるようにしています。

自分の時間感覚を他人に押し付けるのは良くないと指摘されますし、
自分でもいい事ではないと思います。

しかし、現状では他にどうすればいいのかよく分からない状況です。


時間感覚の違いは、大学にかかわらず今後も直面することだと思います。
このような場合にどう対処するのが一番いいのか、もう少し考えてみます。


何とも中途半端な終わり方をしてしまいましたが、最近頻繁に考えることなので、
ここに書かせていただきました。


【井端の試行錯誤】
二回目:単語帳は作らない

単語を覚える際に、私は、単語帳はつくるべきではないと思います。理由は以下のとおりです。
①時間効率が悪い(作成にかかる時間、いちいちめくる時間)
②紛失しやすい(≒バックアップが作りにくい)
③ノルマを設定しづらい(何枚めくったのか数えることに思考を割くのが無駄)

代わりに、B4の紙に見やすいように単語を並べる方がいいと思います。
このメリットを前述の単語帳デメリットに対応させて説明すると、
①作成にあまり時間がかからない。めくる必要がない(紙一枚なので)ので単語確認に最小限の時間しか要さない。
②ファイルなどに管理しやすい。一枚の紙なので、コピーして紛失に備えられる。
※私は一枚分書いた時点でPDF化してPCにいれているので、なくすことは無いです。ちなみに自分でメモした単語は、自分にとって「意味のある」単語なので、紛失するのは非常に勿体無いことだと思います。
③「今日は二枚分」など、目標を設定しやすい。一単語づつ逐一枚数を数える手間を省ける。

よって自分でメモしたい単語は、「一枚の紙にまとめて書く」方が効率的だと思います。

※現在考えているのは、私の単語ペーパーを「視覚情報」から「聴覚情報」に変換することです。聴覚情報は記憶効率が視覚情報の7倍らしいので、某アプリケーションを使って近日中に変換してみます。

2011年6月26日日曜日

仲間は大切に。

今回は青野が記事を担当します。

忘れてはいけないなぁと日頃から考えていることの一つに、「仲間を大切にする」というものがあります。普通に考えたら当たり前のことなんですけどね

恥ずかしながら、僕がこういう考えを持つようになったのはごく最近のことです。

就職活動の場でテンプレートのように聞かれる「学生時代の活動」。その問いによって、学部時代に所属していたサークルでの活動を思い出したのがきっかけでしょうか。詳細は省きますが、サークルにおける活動は非常に充実したものでした。現役の時にはあまり深く考えていなかったのですが、信頼できる仲間達の存在があったからこそ充実した活動をすることができたのだと最近になって思います。

そして、共に活動し信頼関係を培ってきたメンバーは、引退した今でも大切な仲間です。これから先も楽しいことや悩みを共有できる関係でいるのだと思います。自分が自然体でいられるこういった環境は本当に大切にしなければならないですね。当たり前のように存在しているのでそのありがたみを忘れがちですが...

(無意識的ではあったかもしれませんが、)「一緒に活動している仲間を大切にする」という気持ちが自分の中、そして他のメンバーの中にも同様にあったからこそ、充実した活動ができ、自分が自然体でいられる環境を得ることができたのかなと最近になって気づきました。そして、その気持ち・意識の重要さをようやく理解することができたわけです。


        http://goo.gl/h77AB より引用、『ONE PIECE』)


ここで視点を少し変え、会社で働く社会人という立場において、先述した「仲間を大切にする」ことの重要性はどうなのか考えてみます。まだ会社で働いた経験はないですが、とても重要な要因であるのかなと現時点では考えています。

会社という船を一緒に動かしていく「仲間」である同僚を大切にする環境が存在することは、

 1. 社員同士気持よく働くことができるため、個人の持つパフォーマンスが100%引き出され会社への貢献度が上がる

 2. 密度の高いコミュニケーションをとることができ、問題解決も早くなる

 3. (新人としての視点ですが、)叱られても自分のために言ってくれていると疑うことなく考えられ、成長に繋がりやすい

 4. 単純にそういう環境のほうが働いていて楽しいし、自然体でいることができる

などなど、そこで働く人にとってメリットが大きいのではないかと僕には思えます。

このような環境は、まだ完全に仕組みの整っていない若い会社においてより重要になってくるかもしれません。そのような会社では、個人のパフォーマンスの出来不出来が事業の成否に大きく関わってくると思うので。

もちろん個人のパフォーマンスは、働く環境という外的な要因だけで決定されるわけではないことは理解しています。しかし、確実に重要な要因の一つだと信じています。


偉そうに書きましたが、あくまで社会人経験のない学生の考えなので働きだしたら意識が少し変わってくるのかもしれないし、若造がただの理想論を述べているだけなのかもしれません。しかし、そのような価値観を大事にする環境で働きたいというのが僕の現時点での考えです。

そのためにも、「仲間を大切にする」という考えを日頃から意識して持っておくようにしなくてはいけませんね。そして、そのような考えを同様に持った人が多くいる会社を自分の働く場として選択できたのではないかと信じています 笑

一緒に働く仲間同士がそのような意識を持ちお互いを大切に思うことで、組織への貢献度が最大化する。そう考えています。


今回の記事は、以上です。一人じゃ何も出来ないし、仲間は大切にしなきゃいけませんね!


2011年6月23日木曜日

物事の考え方。

こんにちは。
5回目は森山がブログを担当します。

今回は僕が日頃から大切にしている物事の考え方についてお話したいと思います。
最近読んだ本の中に  失敗者は「ない」で考えを終わる。
           成功者は「ない」から考え始める。
 
という言葉が載っていました。

有名なエジソンの名言の中にも「失敗?」これはうまくいかないということを確認した成功だよ。というものがあります。

例えば何かハンディキャップを持っていたり、挑戦する事がことごとく上手くいかなかったり、生活していると色々な事があります。

○○があるからできないんだよ、○○さえなければ、失敗したからもういいや、などという言葉をよく周りから聞く事があります。

確かにできない理由を探したり、失敗したから諦める事は非常に簡単な事なので、多くの人がそっちに逃げてしまいます。
しかし、物事は考えようだと思っていて、それを失敗ととらえるのか成功ととらえるのかもその人次第だと思っています。

エジソンは少年の頃、列車の中で売り子をしていました。
あるとき、ある男が彼の売っていたキャンディーなどの商品もろとも、彼の耳を思い切り強く引っ張りました。
そのことが原因で、聴力をほとんど失ってしまいました。

普通なら、「学校の先生が言う事もきこえない。なんて大きなマイナスだ。」と考えると思いますが、エジソンは
「耳は聞こえにくくなったが、おかげで誰に何を言われても気にならない。私にとってハンディキャップではなくむしろ役に立っている。」と言いました。

あのスティーブ・ジョブズも最初の製品で、世界初のパソコンとも言える「アップルⅠ」は数百台しか売れませんでした。
本来なら「数百台しか売れなかった。」と考えるかもしれませんが、「数百台も売れた。」と考えどんどん次の製品開発を行いました。


上2つの例は少し特殊的ですが、成功してきた方は出来事をマイナスと捉えずプラスに考える事ができます。
中学生の頃にこのエジソンの言葉を見てから、常に出来事をプラスに考えようと意識していました。
勿論これは悪い事に目を背けるという事ではありません。
しっかり出来事、結果などを受け止めた上でそれをプラスに生かすという事です。

入社1年目の教科書でも叱られたら意味を見出せという事が書かれていました。
ここでも書かれていましたが全ての事に意味があると思います。
少し物事の考え方を変えるだけで、得れる大きな気付きが日々の出来事にたくさん存在していると僕は思います。

物事を前向きに捉える事、ポジティブでいる事、これが日々僕が大切にしている考え方です。

2011年6月21日火曜日

相談するということ

今回は井端が記事を担当します。

今回も、前回に書ききれなかった「入社一年目の教科書」を読んでいて考えていたことを書きたいと思います。




「あの人は上司に頻繁に相談する」



これを聞いたとき、みなさんはそのような人にどのような印象を持つでしょうか?

私は、「弱い人」という印象を持っていました。

もう少し正確に言えば、

・優柔不断な人
・自信のない人
・他者に依存しやすい人

これらのイメージを持っていました。

だから、「相談せずに、自分で決める」ことがいいことなのだとずっと考えていました。

就職に関しても、基本的に自分の考えを最優先して、友人や親の言うことはほとんど聞いていませんでしたし、相談したこともありませんでした。



しかし、前述の本の著者は逆のことを言っています。

つまり、相談することは「いいこと」であるということです。

著者の主張としては、「相談することで、無駄なつまずきをなくすほうが効率的である」というものです。

これは主張としては理解できますし、合理的だと思います。

しかし私はこれを実行できないことが多かったと思います。



何故相談しないのか?それは相談するのが怖かったからです。

相談する、ということは、

・自分で考えることを諦めること
・自分の弱い点を他者に知らせること

などの側面を少なからず含むと思うのです。

だから私は何かで詰まったり悩んでも、相談することはほとんど頭に浮かびませんでした。

相談するのが怖いために、無意識のうちに、適当な理由を付けては相談するのを避けていたのです。



確かに自分で考えたほうが、結果的に自分自身にとって納得出来る結論が得られることが多いと思います。

しかし、組織の中でこれを考えてみたとき、自分ですべて抱え込むことはあまり適切なやり方ではないのではないかという結論に至りました。

このようなやり方がが成立するのは、個人プレーの範囲内なのではないかと考えたのです。

チームとして機能するとき、一人で課題を抱え込むこと(=相談しない)はチーム全体にとって大きな妨げになりかねません。

結局「私は今〜のような問題を抱えていて、私自身では解決できませんでした」という報告が遅れることで、その対応に当たるチームメイトに迷惑をかけることになってしまいます。



ちょうど最近、私はこの点で失敗をしました。

私が作っているツールに関しての詳細に不安点があったにも関わらず、相談しなかったのです。

これによって余計に多くの時間をとってしまいました。

このときやっと「相談しない=強い」という考えは誤りだったことに気づきました。



もう一度文頭の人のことを考えます。

「あの人は上司に頻繁に相談する」

今になって思うと、この人はチームで動いていることを理解していて、自分の弱点もしっかり伝えられる人なんだろうと思います。

「自分で考える」ことと「相談する」ことのバランスを取ることの重要性が少しわかった気がします。



【井端の試行錯誤】

一回目:「単語は音読して手でジャスチャーしながら文脈で覚える」

私は単語を覚える際に、以下の点を気をつけるようにします。

・単語だけでなく、フレーズで覚える
・頭にイメージを作って音読する
・可能ならジェスチャーを付ける

経験的に、これで覚えると脳に残ってる時間が長いような気がします。

ここでも音読は効果的で、とにかく口に出すと脳に残ります。

ただし、人前でやると変人と思われるので、家でやるしかないのが欠点です笑

他に心がけるといいことがありましたら、コメントでお願いします。

次回も単語記憶に関して書こうと思います。

2011年6月19日日曜日

チャレンジするということ

こんにちは。ブログの3回目は青野が書かせていただきます。

初回にして何を書こうか迷ったのですが、今回はとある人物を題材に「チャレンジするということ」というタイトルで書いていきたいと思います。

『ソーシャル・ネットワーク』という映画をご存知でしょうか。ハーバード大の学生であるマーク・ザッカーバーグがのちに世界最大となるSNS「Facebook」を創設し、サイトが成功していく様子が描かれています。(単純なサクセスストーリーではないんですが)
最近DVD化されたらしいので見てない方は是非!


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この映画にはとても魅力的な人物たちが登場します。先述したマーク・ザッカーバーグ(Facebook創業者・CEO)やショーン・パーカー(Napster創業者・Facebook初代社長)です。彼らは天才というか変態ですね。
「facebookは完成しない。ファッションと同じだ」「パーティーを11時でお開きにするな」「I'm CEO, bitch」など名台詞も多いです 笑

このように目立ちまくってる彼らの影に完全に隠れ映画での登場シーンはかなり少ないんですが、僕が今回の記事の題材にしようと思ったのは、ダスティン・モスコビッツという人物です。写真の左から2番目の彼です!

(写真は http://goo.gl/xLP1R より引用)

「ここまで『ソーシャル・ネットワーク』の話題で引っ張っておいて、題材にする人物がほとんど登場しないとはどういうことだ」とかツッコまれそうですが、気にせず書き進めます。


彼はハーバード大時代のザッカーバーグのルームメイトで、Facebookの共同創業者です。なぜ僕が彼について今回取り上げたかというと、こんな逸話が残っているからです。


ザッカーバーグはfacebookを公開した後、サイトの運営を手伝ってくれる人間を探していました。そこで「じゃ助けてやるよ」と名乗りを挙げたのがルームメイトだったモスコビッツです。

サイトの運営には当然プログラミングの技術が必要です。しかし、彼は当時経済学を専攻しており、そんなスキルは持っていませんでした。ザッカーバーグも「無理だぜ、君はコーディングできないだろ」と言います。
そう宣告された彼が何をしたか。彼は週末に『サルでもわかるPerl』という本を買って知識を詰め込み、週が明けるとザッカーバーグに

「Now, I'm ready. (準備OKだ)」

と声高らかに宣言するのです。(facebookはPerlで書かれていなかったため、この努力は実際には実らなかったようですが・・・)
その後も彼はザッカーバーグのコードを見て真似をし、プログラミングを学んでいきます。そして、facebookの正常な運営には欠かせないエンジニアへと成長していくのです。彼の献身ぶり、努力は社内の誰もが認めるところであったそうです。


この話を知って、彼の行動力、そして努力に僕は驚き、見習わなければならないなと思いました。
「今までやったことがないからできない」と考え目の前のチャンスを逃してしまうこと、それは本当にもったいない。もちろん未経験のスキルを身につけるには、モスコビッツのような凄まじい努力を要すると思います。しかし、やる前から無理だと決めつける発想がいかに馬鹿馬鹿しいものであるか。この逸話からはそんなことを学べるような気がします。
「彼はハーバード大入学するくらいだし、元々センスあったんだろ」という反論もあるでしょうが、やってみなきゃセンスの有る無いも分からないですしね。またそれは別の問題であると思います。


僕もプログラミングの経験が少ないくせに来年からエンジニアをやりたいということで、現在研究の合間に勉強をしています。モスコビッツを見習って多大な努力をしなきゃいけないですね。まだまだ時間の使い方も下手だし、中々進んでないんですが。。。でも、新しい知識を学んでいくって楽しいので、この気持ちは忘れずに持っておきたいところです。

話が少し逸れますが、就活中にも「大学で〇〇を専攻してたから●●の業界に行きたい」って人に結構会いました。今までの経験を生かして仕事を選ぶという考えが間違っているとは全く思いませんが、その考えによって選択肢を自ら狭めてしまうのは良くないことなのかもしれません。


グダグダ長い記事になってしまいましたが、

・「やったことがないからできない」と諦めず、チャレンジしてチャンスを掴み取ることの重要性
・ただし、それには大きな努力が必要

モスコビッツを題材に、こんな感じのことが述べたかったわけです。もちろん自戒を込めて。
上記のことは、エンジニアという職種に関らずどんな仕事にも通ずるんだろうなと思います。頑張らなきゃなあ。



※余談ですが、、、
モスコビッツは現在facebookを独立し、Asanaというサービスを立ち上げたみたいですね。こちらも非常に楽しみです!

※さらに余談ですが、、、
facebook繋がりですが、この本も面白かったです。

フェイスブック 若き天才の野望 (5億人をつなぐソーシャルネットワークはこう生まれた)フェイスブック 若き天才の野望 (5億人をつなぐソーシャルネットワークはこう生まれた)
デビッド・カークパトリック 小林弘人 解説

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facebookの成長の軌跡が詳しく書いてあります。VCやライバル企業との駆け引きのシーンなど読み応えある本でした。

2011年6月17日金曜日

研究から学んでいる事

こんにちわ。

内定者ブログが始まって2回目は森山が担当させて頂きます。

僕は大阪に住んでいると言う事もあり、まだまだ皆さんとコミュニケーションも取れていないので日々学校で何の研究をしているか、またそこから何を学んでいるのか、ということについて話たいと思います。

僕が研究室に配属されたのは3年の後期で、そのとき何について研究するのかを決めました。
(行きたい研究室に行けるといった感じではなく、成績により自動的に振り分けられるといった感じです。)

そのときに希望したDDS-Drug Delivery System-について今研究しています。

Drug Delivery Systemとは目標とする患部(臓器や組織、細胞、病原体)に、薬物を効果的かつ集中的に送り込む技術。
薬剤を膜などで包むことにより、途中で吸収・分解されることなく患部に到達させ、患部で薬剤を放出して治療効果を高める手法です。これにより、薬剤の治療効果を高めるだけでなく、副作用の軽減も期待できるというメリットがあります。

何故この研究を志望したかといいますと、

1.病気の治療と結びついていたため人々の役に立てるのではないか。
2.前例のない研究である。

何故前例のない研究を選んだかと言う事ですが、新しい研究に挑戦する事で自分が主体となりあらゆる事を考えなければいけないので、しっかり考える良い経験になると思ったからです。

あまり詳しくは話してはいけないので、具体的にやっている内容をお話する事はできませんが、上の2点からDrug Delivery Systemに関連する研究を毎日行っています。

そもそも僕の所の研究室は、代々先輩がした研究をレポートをみて後輩が研究を受け継ぎ改良していくというものです。

しかし、僕の研究はまだ誰もやっていない研究なので毎日が試行錯誤です。
日々色々な文献、ネット、教科書などから知識を得て考え、実験を行っています。

(本当に今の時代ググったら何でも出てきますので、聞いた情報でもネット等で自分で調べて自分で考える習慣をつける事はとても大切だと思います。)


研究とは実際凄く地味な作業で、主に少人数でします。
僕の研究も2人で行っていますが、ほとんど1人+教授で行っています。


日々研究を行う中で

①知識、実験の結果などから仮説を立てる。

②仮説を立証するためにはどういう事を行えば良いのか考える。

③実験を行う。

④行った結果から立証できたのか、何を学べたか、またできなかったなら何が原因なのかをまとめ、考える。

⑤どうすれば改善できるのかを考え、改善し実験を行う。



という手順をずっと繰り返しています。(③、④、⑤の繰り返しですが...)
勿論この考え方は研究をする上で当たり前なのですが、何に対しても基礎になっているなと日々感じています。

何がダメだったのか、どうすれば良いのか、何事においてもしっかり考え改善し行動する事を習慣づける。
本当にこれって当たり前ですが、大切ですよね。


時間はだれしも平等で24時間しかないので、常にしっかり考え、思考を止めず時間を有効に使おうと毎日意識しています。


来年からの仕事に研究自体の知識は直接結びつきませんが、研究を通して、調べる、考える習慣を身につけていると考えています。あと7ヶ月程度ですが、途中で投げ出さずしっかり研究したいと思います。

乱雑な文ですが最後まで読んで頂きありがとうございました。

2011年6月15日水曜日

内定者ブログスタート!!

内定者ブログ、始まりました!!


このブログは、I&G Partnersに内定が決まった学生が、日頃の考えや気づきを投稿し、それを通して相互理解を深めることを目的に作られたものです。

このブログをきっかけに、日頃の生活について能動的に考える習慣が出来ればと思います。



記念すべき最初の記事を書かせていただくのは、インターン生の井端です。



今回は、ちょうど私が今読んでいる、「入社一年目の教科書」という本を読んで考えたことを書きたいと思います。




この本は、ビジネスマンとしてのみならず、一人の社会人として、知っておくべき要素が多く載っているとして、社長に紹介していただいたものです。

その中で、私が一番心に残った(=耳が痛い)教訓をここに書きたいと思います。

その教訓とは…



何があっても遅刻をしてはいけない!!


というものです。



これは一見普通のことだと思います。

しかし、一旦遅刻グセが付くと、そこから脱却するのは本当に大変であることを私はつい最近実感しました。



私は内定者としてインターン生活をスタートして、今週で大体三ヶ月くらいになります。

最初のころは緊張しっぱなしで、朝も毎日自然に目が覚めていました。

しかし、次第に職場に慣れていくにつれ、いい意味で自分を制御してくれていた緊張が解けてしまい、気づけば朝起きる時間もかなり遅くなっていることに気づきました。



I&G Partnersでは、厳密に出社時間が定められているわけではありません。

しかしそれでも、私は手間のかかるインターン生であり、会社に貢献できる部分が圧倒的に少ないことを考えれば、他の人よりも早く出社し、もっと多くの時間を仕事に当てることは当然であると思います。



しかし、慣れによって、怠惰な自分が出てきてしまいました。

「一日くらい」と思ったのがダメでした。

以後数日、寝坊が続いてしまいました。



私は、遅刻グセからの脱却が難しいのは、遅刻という結果の背後にある「習慣」がその原因であるが故だと思います。

毎日生活するうちに何度も繰り返すので、それが「普通」になってしまい、危機感が薄れてしまうのです。

だからこそなかなか直らないのだと思います。悪い習慣というのは本当にこわいですね。

「遅刻」というのは、単に偶然起こるものではなく、もしその人に怠惰な部分があるなら、その怠惰な部分を表す必然的な結果なんだと思います。

私はこの一週間でそれを身を持って経験しました。



この意味で、「時間を守れるかどうか」を基準として人を評価するのは、非常に合理的だなと思いました。

時間を守る人(遅刻しない人)は、日頃から次の予定を考える習慣があり、物事を効率的に進めることを無意識に考え、突然のトラブルを回避できるように、行動しているはずです。

このような人でなければ、やっぱり信頼できませんよね。



また、時間を守るということは、「他人を思いやる習慣があるのかどうか」も表すのではないかと思います。

時間を守るということは、相手の予定を尊重することです。

「遅刻しない」=「思いやりがある」というのは、直感的には必ずしも自明ではないですが、今回の私の失敗とこの本から考えるとこれは事実だろうと感じました。



「締切りを守る」、「待ち合わせに確実に間に合う」というのは一見小さなことですが、この差が、信頼を勝ち取る上で、非常に大きな差につながることをこの本から大いに考えさせられました。



遅刻、ダメ、ゼッタイ、ですね。




p.s.

次回より井端が記事を担当する際には、私が試している英語関連の取り組みを文末で紹介します。

【井端の試行錯誤】という題で文末に書いていく予定です。お楽しみに。