2011年10月30日日曜日

大学受験と就職

今回は井端が担当させていただきます。
前々回の青野のシューカツにおける固定概念のようなものという内容
に深く共感したので、今回は僕もその内容について書きたいと思います。



青野が書いていたように、
私も就活を始めた最初のころは
比較的名前の知れている企業を見ていました。
いわゆる「難関企業」というやつですね。

難関企業を受けているという事実が自尊心を持たせてくれるし、
なんとなく自分が挑戦している状態にあるような気がして、
感覚的にはなかなかいい気持ちになっていました。

しかし、その後で自分の考えがズレていることに気づき、
方向を大きく転換しました。


就職活動をする際には、どう判断するのか
よく考える必要があると思います。


私の場合、就活に直面するまでは、
「難関」とはほとんど「偏差値が高い」に似たような感覚で考えていました。
高校受験や大学受験での基準に照らし合わせて、

「入るのが難しい所に入ることこそ、全力で目指すべきこと」

というように考えていたわけですね。

正直、大学受験まではこれで良かったと思います。
難関大学には優秀な学生が集まりやすいし、
それぞれの価値観も似ている場合が多いからです。


しかし、就職に関しては、この大学受験的な
「難関企業(≒ 人気企業)= 目指すべき企業」
という考え方は少しズレている
と思っています。


大学受験と就活で異なると思う点は以下です。


1、そもそも判断基準が違う

大学受験がほとんど「能力」しか見ないのに対して、
就活では「人格」「考え方」「志向する方向」が非常に重要になると思います。
(企業間で差はあると思いますが。。。)

もちろん能力は大事だと思います。
しかし、一緒に働いていく仲間を探すのが企業にとっての採用活動ですから、
その学生の考え方や目指す方向が、選ぶ側はすごく気になります。
誰だって自分たちと合わない人を仲間として迎え入れたくありません。

自分と価値観が合い、
「こいつとならもっといい仕事ができる」
「こいつのためなら、いつも以上の力が出せる」
と思えるような、まさに「仲間」を探しているのです。


それを考えれば、真に多くの時間を費やすべきは、

「採用筆記試験のための勉強」
「論理性を磨くためのロジカルシンキング講座」
「面接で『知識がある』と思わせるための情報収集」

などではないはずです。

「私は一体どんな人間なのか」
「私は死ぬまでに一体何がしたいのか」
「私は何が好きなのか」

などの、もっと本質的な問いに時間を費やすべきだと思うのです。
それらの問いに答えてこそ、後悔のない選択ができるのではないかと思います。



2、あなたはそこで「一緒に働く」んです


大学受験の際には、「どんな人がその大学にいるのか」は大して考えないと思います。
むしろ、「自分がそこで何ができるのか」を考えると思います。

大学に受かった後は、自分がやりたいことは基本的に何でもできるし、
嫌なやつが周りにいたら、そいつと友達をやめて、別の環境を作れます。

就職は違うとおもいます。
会社に入ったら、あなたはそこの社員と一緒に働くんです(当然ですが笑)。
仮に、あなたが大嫌いな人が職場にいても、一緒に働くんです。
「難関企業」という点にばかり焦点が行ってしまうとこの点をすっかり忘れてしまいます。

上記のことを考えれば、
「自分がどのような性格で、どんな人と働きやすいのか」を
よく考える必要があります。

それを考えた結果出した答えなら、
受ける企業が「難関企業」かどうかなんてどうでもいいですね。
そもそも個人間比較ができる次元ではないからです。



3、「何が幸せか」は人によって違う


大学までは、大体の学生の価値観は変わらないと思います。
みんながすることを、自分もしたいと思うし、
みんなが欲しいものを欲しがる傾向が強いと思います。

しかし、進路を決め、自分自身で自分の人生を決めていくにつれて、
それぞれの価値観が作られるので、必ずしも周りと自分の価値観が合わなくなります。

でも、それはすごく自然なことだと思います。

違う家庭で育ち、違う経験をし、違う考え方で生活していれば、
自ずと「したいこと」も自分なりに形成されます。

それを、自分なりに表現すべき最初の場が、就活なんだと思います。

自分のしたいことは自分にしか分からないから、
自分で決める必要があります。

上記の2で前述しましたが、その決定は比較できるものではないはずです。
自分で納得すれば、それが正しい選択のはずです。



・・・・などなど、長々と書きましたが、
大体大学受験と就職の違いは伝わったんじゃないかと思います。

結局言いたいことは、
「これからは何でも自分の頭で考えるしかない」
ということです。
他人の価値基準に縛られることなく、しっかりと自分自身について考えれば、
絶対に納得する結果に落ち着くと信じています。



最後に、僕が所属するI&Gパートナーズには、
このような考え方を持った人でいっぱいです。

共感してくれる方がいたら、ぜひ説明会でお会いしたいと思います。
興味のある場合には以下のアドレスにメールを下さい!
recruit@ig-partners.co.jp

2011年10月26日水曜日

あなたの価値観は?

こんばんは、今回は大城が担当します。

最近13年卒の就職活動も活発になり、私も内定者として就活イベントに参加する機会が増えました。


私が参加する就活イベントは主に自分の就職活動についてプレゼンし、就活生からの質問に答えるという形式です。


就活生の話を聞いていると
「大企業と中小企業、どっちが良いのかわからない。」
「どういった業界に進むべきか悩んでいる。」
「県外に出てみるか県内に残るべきか・・・・」
「将来の夢がない。」


といった声をよく耳にします。

私も最初のうちはすごく悩んだので就職活動を始めたばかりの学生が悩む気持ちもわかります。


そんな時、いつも私は
「これからどういった生活していきたいか、なんとなくでも良いから考えていますか?」
と逆に質問します。


求めるのは安定?挑戦?
大切にしたいのは家族?自分の夢?
良い会社に入りたい?良い会社を創りたい?
人の上に立ちたい?チームを支えたい?・・・等々。

どちらかを決めなければいけないわけではありませんが、どちら寄りなのかを知っておくと、自ずと自分の進みたい道が見えてくると思います。

私は就活中これらを特に意識したわけではありませんが、就活中の自分を振り返ると無意識のうちに考えていました。

それではどうやって自分の価値観を見つけるか。

自己分析
就活セミナー
面接(人に質問されて口で答える←これがなかなか難しい)
これまでの生い立ちをさかのぼって、今まで自分が生きてきてどんな時に喜びを感じたのか、どんな時が嫌だったのかを思い出す。

おそらく方法は色々あると思います。
どのやり方が良いのか試してみて、自分にしっくりくるものを探してみてはいかがでしょうか。

前回青野さんも書いていましたが、就活は手段であって、目的は別にあるはず。
自分はどんな価値観を持っているのか、どういう生き方をしたいのか、選考が始まる前に一度振り返ってみてはいかがでしょうか?

2011年10月24日月曜日

シューカツにおける固定観念のようなもの

今回の記事はあおのが担当します。

最近内定者として13年卒の新卒採用プロジェクトに関わる機会があるので、自分が就活していた時のことをちょっとだけ思い出しました。


振り返ってみて大事だなと思うのは、妙な固定観念のようなものに縛られるべきではないということ。特に高学歴と言われる大学に通っている人に言えるかもしれませんね。

高学歴だからといって、いわゆる難関企業(≒有名大企業)に就職しなければならないなんていう決まりは無いと思うんですよね。そもそも難関企業の難関って何だよって感じですが。...僕も高学歴とされる大学に通っているわけですが、そんな自分がベンチャー企業への就職を選択したのを正当化するために書いているんじゃないですよ 笑 一応言っておきます。

自分の周りを見てみても、そういった企業にのみ目を向けている人があまりに多くて何かおかしいなという違和感がありました。かくいう僕も、就活の初期は外資系企業だったり、名の通った有名企業ばかり見ていたわけですが...
ただ、自分の場合は機会があって、世の中ではあまり知られていないけれども面白い事をやっている幾つかの企業に出会うことができました。こういった事実を知れたというのは本当に良い経験でした。

みんなベンチャー企業へ行けなどと偉そうなことは言うつもりは全くないです。ただ、そういった世界もあるんだなということを、もう少し多くの就活生が知れば面白いのになーとは思います。就活においてベンチャー企業まで見て回れないという時間的制約、そもそもベンチャー企業を知れる機会が少ないという制約、いくつか問題はあるとは思いますが、是非そういった方向に今後の就活が進んでいけばいいなと考えています。

そうして大企業とベンチャーをフラットに見れるようになった上で、自分にとって最適な選択をすれば良いと思います。(大企業とベンチャーという単純な二項対立で考えるのは間違っていると思いますが、話がややこしくなるので許してください 笑)結局大企業を選択することになってもそちらの方が腹落ちするのでは。


学歴の呪縛に縛られることはないという思いがあって、今回の記事を書いてみました。優秀な人がよく考えずに「有名難関企業」に行って燻ってしまったりするの本当にもったいないです。(逆にベンチャーに行ったのに向いていなかったという人もいるだろうし、難しい選択ではありますよね...)

固定観念に縛られずに就活した上で、自分に合った会社と出会えるといいですよね。就活はあくまで手段であって目的じゃないはずです。このブログを就活生が読んでくれているなら、是非そのへんを考えてみて欲しいと思います。

今回は以上です。

2011年10月21日金曜日

自分のダメな所

こんばんわ。今回は森山が担当させて頂きます。

今回はずばり自分の「ダメな所(色んな意味で)」について書かせて頂きます。


①気が緩むと風邪を引きやすい。
最初から体の部分ですね...笑
本当小,中とほとんど皆勤賞だったのですが成長期を機に1年に1〜2度風邪を引いてしまうようになりました。
そして必ずやられるのが喉なんです。マスク着用率が大学生になってから多いんですよね。。。
ただ運動という意味での体力は自信があって体を動かす事も良くしているのですが。。。
本当この部分は会社に入ってからはしっかり管理しないとと思っています。
無茶はするくせに、風邪は引きやすいでは話になりませんよね。
社長からも一線で活躍したいなら体力は必ず必要だと言われました。
自分なりに改善し、体力勝負でも絶対負けない体づくりをしていきます!!


②考えごとをしていると、結構前に集中していない。
これは、今日もありました。
ポケットに入れたはずの鍵が。。。
なんて事は今までもちょくちょくありました。
どうやら(前々から気づいていた)頭で2,3個考えながら歩いていると前の段差や自分の手に持っているものへの
意識がほぼ無くなってしまいます。なのでカバンを持って歩くなど最低限の試みはしているものの、その事に対しても
意識が薄れたときやってしまいます。つまづく事や道ばたでこける事もよくあります。
歳をとるにつれて、情けなくなってくるので何とか改善したいと思っています。


③結局は変わらないのにその日限りの影響を受けやすい。
これは、考え方という物に対してではなく容姿などについてですね。(笑)
例えば、ジブリの作品を見ると"やっぱり男は短髪だ!!"とキャラの爽やかさに憧れます。(笑)
次に洋画を見れば"男はパーマに限るな!!"と主役の方に憧れます。
その後、サムライ物を見れば"男は黙ってちょんまげだなw"と語りだします。
結局髪型はほとんどそこまでこの大学4年で変わっていません。(笑)

本当なんなんですかね。
話を聞いてくれる人もそれを分かってか最後の方はいつものやつかという顔です。

と今回はライトな自分に対してのダメだしをさせて頂きました。

勿論ヘビーなダメだしもたくさんあります。
(この部分に対しては改善中です。)

でもダメな部分って終わりがないですよね。

自分は自分らしくといえども、
やはりああなりたいという憧れとのギャップや、
失敗したときや、日常で感じるダメな部分。

この場合はダメというネガティブな言い方ではなく、
更に良くするための改善点と言った方が良いですね。

自分の至らない所、改善すればもっと良くなる所を

気づいているくせに治さない、
深く考えないようにするという事は非常に簡単な事だと思います。


【この場合難しい方はどっちなんだろう。】
と考え逃げずにそっちに挑戦する事の大切さ。


不機嫌な時、気分が乗らないときにふてくされた顔をしたり、
不機嫌なオーラを出すのは簡単です。

でもそれだと周りにも悪い影響を与えてしまう。
踏ん張って今日はとびきり良い笑顔をして行こう。

こう考え実行する人の方が何倍も素敵ですよね。

自分もおそらく永遠に見つかり続ける改善点を逃げずに改善し続け、

魅力的な人になりたいです。

2011年10月19日水曜日

人とぶつかること

今回の記事は井端が担当します。



僕は週末、Rarejobというサービスでフィリピンの学生と話すのを習慣にしています。

いつもはfree conversationという形式で特に議題を決めずに話しています。
しかし、先週は私がどうしても話したいテーマがあったので、その話を相手としました。

どのようなテーマかというと、最近よくニュースで話題になっているdroneと呼ばれる無人飛行機の軍事利用です。

最近、アルカイダのトップが、このdroneによって殺害されました。
私はこのような「機械を操作して人を殺す」という最近の軍事的な動きの是非について話したかったのです(少し堅いですね。。。)。


私はこれの利用に反対なのですが、
その回の相手はdroneの利用に肯定的な意見を持っていて、
スカイプ上で少し口論のようになってしまいました。


両者とも「平和のために」という点では共通の考えを持っているものの、
droneの利用に関してはお互い納得しない状態が続きました。


議論をしている間はお互い気分が悪く、
少しギスギスした雰囲気がありました。

しかし、それと同時に、議論をする前は極端であった私の意見が、
もっとバランスの取れた意見に変化していくのを強く感じました。


そして、20分位この話をし最終的には、
「どっちが言っていることも正しい」という結論に至りました(笑)。


誰かと本気で議論をする、というはかなり疲れますし、
あまり気分のいいものではありません。


しかし、自分の意見を洗練するためには、
それと衝突するような存在と向き合う必要があるというは真実だと思います。




実は、これと同じ感覚を就職活動をしている時にも感じました。

私が今いるI&Gパートナーズというベンチャー企業に就職を決めたとき、
私に全力で「絶対大手に行ったほうがいい」と反対してきた先輩がいました。

ある飲み場でそのような話をしていたのですが、
当然、その場は口論になりました(笑)。


その最中は、正直かなりイラつきましたし、時間の無駄だとも思っていました。
しかし、後になって考えれば、彼の批判には正しい部分もあって、
その人の批判点も考慮した上で決定したからこそ、
今、自分の決定に後悔がないのだと思っています。

もしあのような機会がなければ、
私の意見はもっと極端で独りよがりなものだったかもしれません。



なかなかこれを議論をしている最中に思い出すのは困難ですが、
議論の後は、自分がそこから何を得たのかをよく考えるようにしています。



■井端の試行錯誤

~さぼるとやっぱり駄目~

最近、オーディオブックで英語を集中的に聞いていないからか、
朝のCNNのニュースで聞き落としが多くなっている気がします。

継続は力、本当ですね。。。

都心で生活していると、必ず一日のうちに合計で30分くらいの移動時間があると思います。
その間をipodでオーディオブックに費やすというのが、一番楽に時間を確保する方法だと思います。

なんとか時間を作ってでも、機会を作ります!

人とぶつかること

今回の記事は井端が担当します。



僕は週末、Rarejobというサービスでフィリピンの学生と話すのを習慣にしています。

いつもはfree conversationという形式で特に議題を決めずに話しています。
しかし、先週は私がどうしても話したいテーマがあったので、その話を相手としました。

どのようなテーマかというと、最近よくニュースで話題になっているdroneと呼ばれる無人飛行機の軍事利用です。

最近、アルカイダのトップが、このdroneによって殺害されました。
私はこのような「機械を操作して人を殺す」という最近の軍事的な動きの是非について話したかったのです(少し堅いですね。。。)。


私はこれの利用に反対なのですが、
その回の相手はdroneの利用に肯定的な意見を持っていて、
スカイプ上で少し口論のようになってしまいました。


両者とも「平和のために」という点では共通の考えを持っているものの、
droneの利用に関してはお互い納得しない状態が続きました。


議論をしている間はお互い気分が悪く、
少しギスギスした雰囲気がありました。

しかし、それと同時に、議論をする前は極端であった私の意見が、
もっとバランスの取れた意見に変化していくのを強く感じました。


そして、20分位この話をし最終的には、
「どっちが言っていることも正しい」という結論に至りました(笑)。


誰かと本気で議論をする、というはかなり疲れますし、
あまり気分のいいものではありません。


しかし、自分の意見を洗練するためには、
それと衝突するような存在と向き合う必要があるというは真実だと思います。




実は、これと同じ感覚を就職活動をしている時にも感じました。

私が今いるI&Gパートナーズというベンチャー企業に就職を決めたとき、
私に全力で「絶対大手に行ったほうがいい」と反対してきた先輩がいました。

ある飲み場でそのような話をしていたのですが、
当然、その場は口論になりました(笑)。


その最中は、正直かなりイラつきましたし、時間の無駄だとも思っていました。
しかし、後になって考えれば、彼の批判には正しい部分もあって、
その人の批判点も考慮した上で決定したからこそ、
今、自分の決定に後悔がないのだと思っています。

もしあのような機会がなければ、
私の意見はもっと極端で独りよがりなものだったかもしれません。



なかなかこれを議論をしている最中に思い出すのは困難ですが、
議論の後は、自分がそこから何を得たのかをよく考えるようにしています。



■井端の試行錯誤

~さぼるとやっぱり駄目~

最近、オーディオブックで英語を集中的に聞いていないからか、
朝のCNNのニュースで聞き落としが多くなっている気がします。

継続は力、本当ですね。。。

都心で生活していると、必ず一日のうちに合計で30分くらいの移動時間があると思います。
その間をipodでオーディオブックに費やすというのが、一番楽に時間を確保する方法だと思います。

なんとか時間を作ってでも、機会を作ります!

2011年10月17日月曜日

地方学生の東京就活

こんばんは、今回は大城が担当します。

ここ数週間、急に寒くなったり暑くなったりして体調を崩す方が増えているようですね。

今日沖縄は24度で寒い寒いと騒いでいました。
来年から東京の寒さに耐えられるか心配です(笑)


さて、10月に入り大学3年、院1年の皆さんも就活の意識が高くなってきたころでしょうか。
今年から就職活動の時期が遅くなるということですが、大学などで就職に関するイベントが開催され始めていますね。

I&Gパートナーズも採用活動の準備を始めています。


就職活動が本格的になってきたということで、今日は地方学生の就活についてお話します。


私は生まれも育ちも沖縄で、就活をするまで一人で飛行機や電車に乗ったことがありませんでした。
県外に行ったのも修学旅行を合わせても3回程度。
そんな私が就活のために一人で上京するのは毎日分からないことだらけでした。

地方から就活のために上京する際、私が知っておけばよかったなという点についてお話します。


東京就活~切符の買い方すら分からなかった地方学生の就活を振り返って~

1、上京する前に情報収集
地方から東京に出てきて就活する学生は、東京の大学生より説明会や面接に参加できる期間が限られてしまいます。
就活中様々な都道府県の学生に会いましたが、3年の講義が終わる2月中旬~上京するパターンが多いようです。
しかし東京では早い企業は10月から選考を行う企業もあるので、4か月程差が開いてしまうのです。
もちろんその間に内定者も出ますから、どんどん採用枠もなくなっていきます。

地元にいる間も様々な就職サイトに登録して、インターネットでいろんな企業の事業や仕事内容、社風などの情報を仕入れ、2月に上京してすぐ説明会に参加できる体制をつくると良いでしょう。


2、ツイッター、フェイスブックのアカウントを作成する。
最近ベンチャー企業を始め様々な企業がツイッターやフェイスブックで説明会の参加を募ったりすることが増えています。
採用担当が選考や社風に関することをつぶやくことがあるので、気になる企業の情報を素早く手に入れるにはもってこい。

その他にも、選考で知り合った学生とのコミュニケーションツールにもなります。
東京就活は強がっていても寂しいもの。楽しく飲める仲間や情報交換できる仲間がいると本当に息抜きになります。
実際私も選考で会った学生と意気投合することが多々あり、今もツイッターでやりとりしていて今度上京する際会う予定です。


3、お金がない。。。。それで諦めるのはもったいない!
地方から就活の為に上京するのは本当にお金がかかります。
私は3年の夏にインターンシップに参加してから就活を終えるまでの10か月間に16回(8往復)飛行機に乗りました。
私が本格的に就活を始めたのは4月ですが、3カ月間ゲストハウスで生活しました。

大体の金額ですが

航空料金   25万円
ゲストハウス 15万円(3か月)
その他宿泊費 15万円(短期で上京した際の宿泊費)


これだけでもざっと55万円。。。
その他食費やスーツ代、日々の交通費などを考えると軽く70万円くらいかかったという計算。我ながら恐ろしい金額です(笑)

私の場合は沖縄からだったので飛行機しか交通手段がなく、インターンシップに2回参加したのでその分費用がかかってしまいました。自分が住んでいる地域から上京するにはどれくらいの費用が必要か東京就活をした先輩に聞いてみると良いですね。


また、学校や県から補助金が出たり、交通費を一部負担してくれるインターンシップなどもあるので調べてみることをおススメします。

私は学校と沖縄県から計12万円補助金を頂き、インターンシップでも交通費の一部補助があったのでさらに4万円程補助されました。

それでもかなりの大金。。。

「まだ納得のいく内定をもらえてない。。。けどお金が足りないからここで就活を終わるしかない」
そんなことにならないためにも早めに資金調達を始めてくださいね。

私は週6回、7時間のバイトでどうにか資金調達し、無事納得のいく終わり方ができました。
親に素直に頭を下げるのもひとつの手段かもしれないですね!!


まだまだたくさんありますが、今日からすぐできそうなことから書いてみました。

上に挙げたことは地方の学生でなくてもやって損はないと思います。

私が就職活動を通して感じた事は、

早めの行動が大事。そしていろんな業界を見る。

ということです。

ベンチャーの選考を受ける学生はきちんと自分のやりたいこと(例えば企業したい!など明確な目標)を考えている方も多いと思いますが、私の場合はぼんやりした状態から就活を始めたので、最初はどんな業界が良いのか、自分がどんな価値観で企業を見ているのかなど悩むことが多々ありました。

就活を通して多くの企業と出会うことでだんだん自分の価値観が固まってきた様に思います。


地方から上京したいと少しでも思っている学生のみなさん、さっそく近くの内定者の先輩にリアルな就活話を聞いてみてはいかがでしょうか。

2011年10月15日土曜日

終わりなき旅

こんにちは、あおのです。今回の記事では自分の好きな歌について書こうかと思います 笑

はい、それは記事のタイトルにもあるように、Mr.Childrenの「終わりなき旅」です。J-POPを聞く人はみんな知っているくらい有名な曲じゃないでしょうか??(たぶん)
そういえば先日の社員総会でMさんとKさんが替え歌を作って歌っていましたが、素晴らしかったですね!笑


※こちらが歌詞

すごくありきたりな理由になってしまいますが、なぜ好きかというと、この歌を聞いて何度も励まされているからです。 たかが音楽かもしれないですが、僕を勇気づけてくれる大きな力になることが今まで多かった。人生において大切な事を教えてくれている歌詞だと勝手に解釈しています。以下、ちょっとだけその話を。


人生経験豊富なわけでもないので判断材料に欠けますが、"高ければ高い壁のほうが 登った時気持ちいいもんな" という歌詞は真実のような気がしています。自分の能力よりも高い目標を掲げて進んでいくことが自分のためにもなるし、達成感もひとしおなはず。
高3の秋、大学受験の模試でE判定を連続でくらったときなど、この曲を聴きまくって励まされていました、懐しい...

そして、"誰の真似もすんな 君は君でいい 生きる為のレシピなんてない" という歌詞は、これからの時代を生きていく上で重要な姿勢を書いているなと思います。この曲が世に出たのは僕がまだ小学生だった1998年ですが、21世紀になってこういった生き方の必要性がより増していると思われます。
何が起きてもおかしくない不確実な世の中になってしまった今、先人や周囲の人の真似をしているだけでは豊かな人生は送れないような気がしています。とても大変なことですが、自分をよく知り自分で道を作っていかなければいけない時代が来てしまったのでしょうね。もちろん、「愚者は経験に学び 賢者は歴史に学ぶ」というビスマルクの言葉通り、前提として歴史を知っておくのも大切だと思います。

大変な時代に生まれてきてしまったなーという気もしますが、その分自分の目で大きな変化を何度も見られる面白い時代に生まれたとも言えますし、あまり気張らずに変化に対応しながら過ごしていければいいかなと考えています。「変化に対応する」というのが非常に難しいことなんでしょうけど。


これからも辛い時は「終わりなき旅」を聴いて勇気をもらおうと思います。歌詞にもある通り、人生嫌なことばかりではないと信じます。

完全に趣味のような話になってしまいましたが許してください 笑 今回は以上です。

2011年10月13日木曜日

プランド・ハップンスタンス理論

今回は森山が担当させて頂きます。

今日は今の心境について書きたいと思います。

最近 プランド・ハップンスタンス理論と言うものを知りました。


まず、プランド・ハップンスタンス理論は以下の3つの骨子から構成されます。

【1】個人のキャリアは、予期しない偶然の出来事によってその8割が形成される
【2】その偶然の出来事を、当人の主体性や努力によって最大限に活用し、キャリアを歩む力に発展させることができる
【3】偶然の出来事をただ待つのではなく、それを意図的に生み出すように積極的に行動したり、自分の周りに起きていることに心を研ぎ澄ませることで自らのキャリアを創造する機会を増やすことができる。
(実戦的用語解説より抜粋)

この理論を知ったのはあるサイトで成毛さんがインタビュー形式で答えているのをみた時でした。
また16歳で起業して4年間やってきて思うことを読んで
自分はそこまで凄い体験や経験をしている訳ではありませんが、共感できたので少し紹介したいと思いました。

何故、この考えに共感するようになったのかと言うと、


僕は就活を始める時、また就活中ずっと30歳で○○ができる用になりたい。
だから今○○をするべきで...という考えを常に持っていました。
将来の夢はと面接で言われても○○ができる〜〜のように明確に語っていました。

ところが、それから色々な人に会い話している間に自分の夢が結局なんなのか、
決して方向自体が変わる事はありませんが、
明確に10年後どうなってというプランが分からなくなりました。


そんなとき、同じ内定者の友達が

「将来どうしたいの?」

という話を振ってきました。

正直答えがすぐに見つからず、

自分は素直に「考えていない訳じゃない。方向性は分かるんだけど、明確にはよくわからない。」
と答えました。


その友達もそのとき自分の考えを述べてくれましたが、
色々悩んでいる(?)のは自分だけじゃないんだと少し心が軽くなったのを覚えています。


それについて自分で考えていたとき、ふと就活で仲良くなったキラキラ輝いている人達の事を思い出しました。

その人たちに

「昔からそういう事をしたいと思っていたのですか。そんな行動力と知識があったんですか。」


そう言うと皆揃って、

「自分は全然賢くもないし、知識量も行動力もなかった。
 今も賢いとは思わない。
 けど、人から受けた影響であったり偶然の機会であったりを常に行動に移したり、
これは何かの縁だと120%で取り組んできた。」

というような事を言っていました。

今までの僕は

これをやっても何が身に付くか分からない。将来役立つとは思えない。と敬遠してきた事が多々ありました。
(好奇心は旺盛なので遊びや旅行に関しては何でもやるのですが。)

しかし、そうやって敬遠する事に対しての後ろめたさも感じていました。
(ただ何の役に立つのか分からないのに、頑張ってもなぁ..それだったら直結している事をやる。という言い訳をしていました。)



最近は人から受けた影響、思いもよらぬ機会にはこちらから拾って全力で取り組もうと思っています。

きっと目の前にある1つ1つに全力でぶつかればどういう形になるにせよ、道がきり開かれていくんだと感じています。
(よく言われているとは思いますが、今は本当にそう感じます。)

留学に少しの間行きますが、これも世界の人たちと仕事をしている先輩からの影響ですし(何かの縁だと思っています)、

採用グループだって聞いた時は思いもよらぬ事でしたが、これはチャンスだと120%で取り組みたいと思っています。

「無駄な事なんて1つもない。」これが今の僕の心に留めている言葉の1つです。

僕がこの言葉を引用していいのか分かりませんが(ファンの皆さんすいません...), 

故ジョブズ氏も


【You can’t connect the dots looking forward; you can only connect them looking backwards.】

と残していますよね。

振り返ったとき、きっと今全力で取り組んでいる事は無駄ではなかったと胸を張って言えるように

1つ1つ全力で取り組んでいきたいと思います。

2011年10月10日月曜日

"follow your heart"を考える

今回は井端が記事を担当します。


先日Appleの共同設立者であるスティーブ・ジョブス氏が亡くなりました。
最近のニュースではよくジョブス氏の特集が組まれていますね。

その中で、よくスタンフォード大学の卒業式スピーチの映像が流されています。
先日もう一度そのスピーチを聞きなおして、心に残ったフレーズがあります。


"Have the courage to follow your heart and intuition."


follow your heartというと、当たり前のように聞こえますが、
実際にはそう簡単にできることでもない気がします。

大学でも会社でもどこでも、
多くの人に囲まれて生活していると、
気づけば「自分が本当にやりたいこと」ではなく、
「やることになっていること」
「やれと指示されていること」
「みんながやっていること」
をやっていることがあります。

自分が本当にやりたいことを見つけるのは
実はかなり大変なことだと最近思います。

私がこれを最近感じるのは、卒業論文にとりかかっている時です。
私が扱うテーマは間違いなく自分の関心に合致しています。

しかし、そのテーマに関して、何を書きたいのかが分かりません。
自分が、その主題に関して何が本当に知りたいのかが分からないのです。

「何がしたいのか」という問は、
一見一番シンプルな問ですが、
実はなかなか掴みづらい物だと本当に思います。

卒論に関しては、ある程度妥協して、
形式的に「卒論」のようにみえるものを書くことは容易にできます。

しかし、これでは「follow you heart」に背くと思うのです。

それは、本当に自分がしたいことなのか?
取り組んで一生後悔しない選択肢なのか?

これを考えると、妥協して、大して面白くない論文を書くつもりはありません。
私にとって卒論は「学生としての締めくくり」以上の意味を持ちます。
書くからには後悔しない内容がいいし、
将来「これを書いたから次に行ける」と思えるような論文にするつもりです。

おそらく完成品は、かなり不格好で、洗練されていない部分が多くあると思います。
でも、振り返ったときに「書いたことを後悔しない」ことが一番大事だと思ってます。


"Have the courage to follow your heart."


大事な言葉をくれたジョブス氏に感謝しつつ、
卒論を進めたいと思います!



■井端の試行錯誤
〜単語の復習〜

以前留学に行った際に、会話中に単語がでなくて困った経験を多くしました。
英検一級の受験前は毎日単語を暗記しブツブツ唱えていたので、
その単語がいざという時に出なかったのが非常に悔しかったことを覚えています。
(一級は単語暗記が明暗を分けるので)

なので最近、自分の単語ストックを毎日確認する習慣を作りました。
毎日一枚(僕の場合は単語帳ではなく、B5の紙にまとめて書いています)確認するようにしてます。

本当に時間が経つと記憶は無くなることを日々実感しています。。。
でもこのサイクルを続けることで段々忘却曲線の傾斜は滑らかになっていく(らしい)ので、
地道に続けていきたいと思います。

2011年10月7日金曜日

自分にできることは?

こんばんは、今回は大城が担当します。


私たち内定者は9月30日に内定式を終えました。


内定式を終えた後すぐ、内定者4人と社員3人で新卒採用チームとして
動く様にと社長から連絡がありました。


その時すぐ頭に浮かんだのは、採用活動=説明会や面接等、
学生と顔を合わせて行うものだということでした。

そしてすぐに会社から「採用チームの名刺を作成するか」という質問があったのですが、その時私は

「今は沖縄に住んでいるし、ミーティングはスカイプとかで参加できても
実際に採用活動には頻繁に参加できないだろう」
と思っていました。

実際に数名からも
「今のタイミングで大城は名刺を作らなくても良いかもね」という旨の提案もあったので、
「きっと名刺使うタイミングもないだろうし、それでも良いのかな。」と自分の中で完結させようとしていました。


しかし何でもやりたがる私の性格。チームとして動かないといけないはずなのに何ができるか
分からないという状況にモヤモヤした気持ちがずっと残っていました。

そんな中、インターンシップ中に一緒にお仕事をさせてもらっているSさんとそのことについて話題が挙がりました。

私が「今沖縄に住んでいるし、何ができるんですかね~。沖縄で学生が採用活動できるイベントもないし、
良い人材の母集団少ないし。。。」

と言うとSさんは「でも実際何かやりたいでしょ?」と。

Sさん曰く、実際に本州に行かなくてもミーティングで積極的に発言したり、
ネットを使って何かしたりできる。(実際はもっと細かくアドバイス頂きました。)
とりあえず名刺も発注しちゃって、東京行く機会があれば行っちゃえば良いよ。


その言葉に背中を押され、自分にできることを考えようと思ったと同時に、
誰にも相談せず自分の考えだけで完結して何もしなかった事をすごく恥ずかしく思いました。

そしてその日社長からこんなメールが届きました。


できない理由は排除し、やれる方法、全体が成功するために、
小さくても自分が貢献できる方法はどういうものか、と考え、
全員でプロジェクトの成功に向けて約8ヶ月程度突っ走って下さい。


このメールで改めて自分が恥ずかしく、情けなくなりました。


そもそも私は学生時代サークルの代表をしていた時
「悪い状況になってもそれを恨むのではなく、どうしてこうなったかを考え、良くしていくために動く」
ということを大切にしていたはずなのに・・・・。

おそらく今回は「現地で頑張れるメンバーがいるのに自分は同じ様に仕事ができないのでは」
という事をどこかで引け目に感じ、積極的になれなかったのだと思います。


しかし私と同じ状況でも東京から離れた関西にいる内定者の森山くんはミーティングの進行役に
立候補したり、他のメンバーに協力を仰いだりと積極的に行動してくれています。


それもまた私を反省させる要素になりました。


今はまだ新卒採用の具体的な流れを把握していないため、離れている場所から私が
何をできるか確定的ではありません。

しかし、社長からのメール、Sさんからのアドバイス、そして同期の森山君の行動力に刺激を受け
自分なりに何ができるか考える様になりました。

新卒採用チームだからと言って、学生の前に立つことだけが仕事ではないはず。
遠方からもできることを確実にこなし、チームのため、そして会社の将来の為になる仕事をしていきたいです。


・・・・と、かなり頼りない姿をお伝えしてしまいましたが、気持ちを改めることができたと思います。


来週からは自信を持って積極的に行動していきます!!

2011年10月6日木曜日

大人げない大人になるのがどうやら大事らしい

今回は青野が担当します。

「大人げない大人になれ!」という本を読みました。著者は成毛眞さん。マイクロソフトが最も成長していた時代に、その日本法人社長を務めていた方です。

大人げない大人になれ!
成毛 眞
4478012245

全編にわたって「大人げなさ」の重要性が説かれています。著者が出会ったビル・ゲイツのような、凄まじい成果を残した人・人生を楽しみ尽くしている人達には、大人げなさ・子供っぽさを持っている人たちが多いらしいです。そして著者自身も然り。
「大人げなさ」を持っている人は必ず「成功する・人生を楽しむ」ことができる、と述べているわけではないですが、大事な性質だなと思ったので今回の記事のネタにしました。


筆者が言うところの大人げない大人とは、
・自分の好きなことを我慢出来ない人
・あやふやでつまらない成熟や常識といったものとは無縁の人
・世間一般から見たいわゆるおバカ
を指すそうです。
こうした性質が創造性を呼び起こし、常人では思いつかない新しいものを生み出すことに繋がるのだとか。世間的に「常識」とされるものに囚われることなく、本当にしたいことを我慢せず思うままにやっている人が、人生を楽しむことができ、成功を収めることも多いということでしょうか。


日本ではおそらく「我慢」を美徳とする文化があって、自分のような平凡な人間が普通に生きていくと、どんどんつまらない人間になっていくのだと思います。そういう人に革新的な仕事・試みはできない。自分に限らず多くの人がそうでしょう。就活している時にも感じましたが、新しいことに挑戦しようとしている方ほど、変態というかエッジが利いている人が多く、魅力的でした。あれも著者が述べている「大人げなさ」に由来するものかもしれません。

この「大人げなさ・子供っぽさ」は大人になるにつれて消えていくと思われがちですが、実際は自ら包み隠してしまっているだけだと著者は述べています。失ってしまったように思えても取り戻すことはできると。誰しも元々は子供でしたしね。
仕事にせよ趣味にせよ好きなものを見つけ、それにとことん打ち込んでいくことで周囲の「常識人」と自然に差別化を図ることができ、人生の豊かさに大きな差が生じると述べられています。

自分について考えると、いくつか趣味はあるものの、やはり子供の頃のように夢中になれることはやはり減ってきたように思います。人生楽しんだ者勝ちですし、子供のように夢中になれることをこれから見つけていきたいなと考えさせられました。社会人になるとボーっと生きていたらあっという間に時が過ぎてしまいそうですし、人生を楽しめているか・夢中になれているものはあるか、常に意識しながら暮らしていたいものです。


*余談ですが、今朝appleの前CEOスティーブ・ジョブズの訃報が飛び込んできました。プロダクトやサービスの力で世界を変えた偉大な人物が亡くなって本当に残念です。彼が大切にしていた有名なフレーズがあります。

"Stay hungry, Stay foolish."

彼もまた、著者が言うところの、常識には囚われない「大人げない大人」だったんだろうなと思います。彼の人物像、そして業績である素晴らしい製品は今後伝説になるのでしょう。

今回は以上です。

2011年10月4日火曜日

夢について

今回は森山が自分の夢についてお話したいと思います。

僕は小さい頃からずっとサッカーをしていました。


朝から晩まずっとボールを蹴っていた典型的なサッカー小僧でした。


自分には特に突出した能力はなかったので、人一倍練習する事だけが取り柄だったと思います。


今のなでしこジャパンに入っている選手(1歳上)と共に練習や試合をしていたように、チーム自体は弱くなくむしろ強い方でたくさん部員がいましたが、その中でも先輩の試合に帯同させてもらえるほどでした。


中学になって、身長のハンデがあり悔しい思いをした事も多々ありましたが、その時も色々自分の中で取り組み先輩方の試合にも認められ出れるほどでした。


この時も小学校からほとんど皆同じ中学に上がるためチームはとても強く優秀な結果を残していました。
この頃からなのか、おそらく努力は報われるんだと自分にとっての勝ちパターンになっていました。


(凄く自分の実力を誇示しているようですが、本当ただ運が良かっただけです。)


ずっと僕の夢はサッカー選手になる事でしたし、なれる気がなぜかしていました。


そして中学も終わり高校選択の時、サッカーの名門校(私立)に行くのか、それとも公立に行くのか。。。
親にかかる負担(お金の面)なども考慮したとは思いますが、公立に行ってもサッカーできるという理由で普通の公立を選びました。

この時は、公立でも選手権を狙えば良いという考えでしたが、今思えば自分はこのとき自分の夢を自分で諦めたのだと思います。



公立を選んでも夢を諦めた事にはならなくないかと思われると思いますが、やはり厳しい環境ですが上を目指すには部員の人数も多く、サッカーに対するモチベーションも高い、私立の名門に行くのがベストだと思います。(必ずしもという事ではないですが。。。)
明確にこの瞬間ではなかったかもしれませんがとにかく僕は自分の夢に自分で見切りをつけたのです。。
本当に一握りの世界に自分のような秀でた能力のない者がはいれるのだろうか?と考え、無理だという結論に達したのだと思います。
ようは、厳しい世界から逃げるための言い訳だったのです。


大学生に入り、色んな経験をし、ふとまた昔のように一人でボールを蹴っているときに、本当に自分はサッカーが好きでサッカー選手になりたかった昔の気持ちを思い出しました。


そして自分で才能を言い訳に見切りをつけた事も、夢に挑戦しなかったことも全て分かりました。


夢を叶えるのがいかに大変か、ほとんどの人はその人の綺麗な部分しか見ていないので、何か偉業を成し遂げた人がどれほどの努力をしているのか(したのか)をほとんど知りません。


ただただ、そうとも知らず才能を言い訳にして逃げた自分に対して情けなくなりました。


自分は夢を何もかなえていない。
自分に子供ができたら、誰かに何かを教える立場になった時、「夢は叶うんだ。」と伝える事ができないと感じました。


どんな夢でも過酷な壁を乗り越えれればきっと叶うと思うのです。
ただその壁を信じて登り続けれる人が少ないだけで。でもこの事を僕はまだ誰にも伝える事はできません。


だから僕は就職活動の時に自分の夢を叶えられる場所を探していました。


そして出会ったのが来年入社するI&G Partnersです。
僕の夢は抽象的すぎますし、ざっくりしていますが(明確なゴールもありません)、
今この会社が目指している場所に到達したとき自分の夢も叶えられているのかなと思っています。
そのとき自分がどういう気持ちになり、次に何を目指すのかは分かりませんが、この夢に向かってだけ進んでいこうと思います。
(5年後、10年後何をしているのかは全く分かりませんが、そのとき目指している道は同じ方向を向いていると思います。)


もう夢から逃げません。


ただひたすら前に向かって進むのみです。確かに険しい道のりです。
しかし、今はその険しい道のりすら楽しみになっています。
それは会社の先輩方や、同期の仲間を心から尊敬でき、
この人たちとならいけると心のなかで感じているのだからだと思います。





そして諦めなければ夢は叶えれるんだと伝えれる人になりたいと思います。

社員総会を通じて改めて感じたので、今回は夢について書かせて頂きました。