2011年9月29日木曜日

後輩を持つということ。

今回は井端が記事を担当します。




私はつい三日前まで、私が通う早稲田大学のゼミ合宿に行っていました。
私たちのゼミでは合宿という行事が今まで無く、今年自分たちで企画して合宿をしました。


そこでは、研究活動:遊び=3:7くらいで、教授は来なかったので、基本的に4年生が3年生を教えることが多かったと思います。

私はこのゼミ合宿中に久々に「後輩をもつ」という感覚を味わいました。

小学校から高校まで全て団体競技を部活として選び、ずっと後輩を持ってきましたが、
大学に入ってからは意識的に「一人」の活動に力を入れてきたためか、後輩を持つという感覚をすっかり忘れていました。


私が所属するゼミは、基本的にグループワークではなく、個人個人がそれぞれのテーマで個別で研究をするためか、あまり交流が無く、この合宿はそのためのものでもありました。

高校までの私にとって、「後輩を持つ」というのは、即「危機感」というイメージに繋がりました。
スポーツをやっていれば特に、後輩というはライバルであり、私にとっては大きなプレッシャーでした。
なので今まではあまり「後輩をもつ」ということにいいイメージを持っていませんでした。


しかし、今回の合宿では少し違った感覚を味わいました。
結論から言えば、「後輩を持つこともなかなかいいもんだな」と思いました。

もちろん、後輩とは言え、自分よりも優秀な部分を持った人はいくらでもいます。
よって、その意味でプレッシャーであることは今までと変わりません。

今までの感覚と少し違うのは、「自分には気にかけるべき人がいる」という感覚は、非常に良い意味で自分を律してくれると思ったことです。
プレッシャーから来る危機感とは少し異なり、(変な話ですが)少し温かみを感じました。
「よし、頑張ろう」と思わせてくれる感覚でした。


「人は一人では生きていけない」というのはよく聞きますが、これは私にとっては本当だと感じました。
関係が縦でも横でも、その関係性の中でこそ最高のパフォーマンスを発揮できるような人になろうと思いました。

2011年9月26日月曜日

生き方を考える

こんばんは、今回は大城が担当します。


先日、私の住んでいる沖縄本島から高速船で20分の無人島、ナガンヌ島に行ってきました。


(写真:ナガンヌ島公式HPより http://www.nagannu.com/)

この島はすごく小さな島(東西約1.1km、南北約200m)ですが、サンゴ礁に囲まれマリンレジャーを楽しんだり、コテージなどの宿泊施設もある無人島です。

私も大学生活最後の夏休みを思いきり遊ぼうと、エサになる魚肉ソーセージ片手にシュノーケルをしたり夜はビールと泡盛を楽しんだりと充実した1日を過ごすことができました。


(写真:ナガンヌ島公式HPより http://www.nagannu.com/)


夜になるとダイニングバーからBIGINの歌が流れ、砂浜に座ると満点の星空と沖縄本島の光が見えます。

那覇空港に離着陸する飛行機をボーっと眺めて、「多くの人が沖縄を出入りするんだなー」と考えていました。

そこでふと
来年から東京に行く意味はあるのか?
こんなにゆったりできて自然に囲まれた沖縄を出る必要はあるのだろうか?
という思いが頭をよぎりました。

以前も当ブログで投稿しましたが、私は成長したいという思いで全国から優秀な人が集まる東京で切磋琢磨努力して、様々な事を学びたいという考えから東京で就職活動をしていました。

しかし就職活動を終えていざ地元に戻り地元の音楽や自然、文化に触れると
「沖縄で就職して、そのうち結婚して幸せに暮らして・・・その方が幸せといえるのではないか。東京に行くという選択は正しいのか。」
と思うことも多々ありました。


そんな時いつも「後悔」という言葉が頭をよぎります。

幸か不幸か、私には好奇心や成長欲があります。
そんな私がせっかく東京で働けるチャンスがあるのに地元に残り、普通に生活していたら絶対に後悔すると思います。

そしてもうひとつ、「東京で上手く行かなくても自分には帰る場所がある」と中途半端な気持ちで働いても中途半端な成果しか出ず、それもまた後悔すると思います。


働いているうちに仕事が忙しかったり上手くいかなかったりして自分の生き方を疑問に思う時がくるかもしれません。

そんな時はどうして東京に出たのか、どういった未来を描いているのかと最初のステージに戻って、冷静に自分の信念をもう一度整理できるようにしていきたいです。



観光客の中にはせっかくの無人島なのに沖縄本島の光が見えて風情がないと思う方もいたかと思います。
でも私にとっては、少し離れた場所から自分の住む島を眺めることができて改めて自分の生き方、信念や価値観を考える良い場所でした。

2011年9月21日水曜日

挑戦を続けること

今回はあおのが担当します。


個人的に好きな記事があったのでその紹介をば。たぶん有名なブログなので、読んだ人も多いかもしれません。


大雑把に要点を書くと、
「一生やりたい仕事なんてものは簡単に見つからない(分からない)。(新卒の時は知っている選択肢の幅が狭いため、特に難しい。) 自身の成長につれて可能性が広がって新しい選択肢が出てくるものだし、自分の「その時点で知っている限りでの」ベストを探し続けていくしかない」
といった事が書いてあります。
・・・一応まとめてはみたものの、非常に読みやすいので全文読んでおいて損はないと思います。

あまり長期的な視点で人生を考えていてもしょうがないのかもしれません。自分の世界が広がるにつれてやりたいことはどんどん変わっていくから。

そして、思考を止めずに学び続け、挑戦を続けていくことが何よりも重要だなと教えられました。そうしたことで新しい可能性が見え、より良い人生を送っていくことができるのでしょう。
「足るを知れ」なんて言葉と共に、よりよい人生を模索する努力をやめて、「今やっていることで幸せなんだ」と自己洗脳してしまえば、そこで終わりなんだ。新しいドアが現れても、自分で目を背けてしまう。だから、ぼくはそこはちゃんと考えて生きていきたい。大人ぶって、楽しい人生を諦めるなんて、僕は嫌だなー。
 ブログの筆者は、コンサルやMBAなどを経て現在ボストンで活躍されている方なんですが、非常に説得力がありますね。目の前のことを頑張りながらも現状に満足しきることなく生きていけたらいいなあ、と思わせてくれる文章でした。働き始めてからも読み返したい記事です。

ちなみに、同じブログの記事では以下もオススメです。こちらも非常に有名だと思いますが。

ドラクエ人生論

キャリアプランなどない。


今回は以上です。個人の価値観の違いで変わってくると思いますが、僕としては共感できる記事だったので簡単に紹介しましたー。

2011年9月19日月曜日

自分が感じた不甲斐なさ

今回は森山が担当させて頂きます。

最近色んな人と関わって感じている事を書きたいと思います。

それは自分の知識の無さ。
色んな人と話ていて非常に感じますが、自分はとても広い分野において知識の量が少ない。
ある人に紹介したい人がいるから一緒にご飯に行こうと誘われた時、2人の経験の差、知識量の差に唖然とさせられました。
知識が無い自分は2人の話にただただ驚き、頷くだけ。
この時感じたのは、知識が無いと自分にプラスになる情報を引き出す事もできない。議論する事もできない。
インターン中にもそう感じる事が多々ありました。同期のインターン生と話ている時でさえ。

自分の物事に対してのキャッチアップの浅さ、経験の少なさ。
年齢なんて正直言い訳になりません。
まだあの人と5歳も差があるんだから、今はこの程度で当たり前。
まだまだ若いんだから。なんてことを言い訳にするつもりもありません。

確かに人によってそれぞれ深い知識量を持っている分野が違うのは当たり前なのかもしれません。

しかし、あの時感じた不甲斐なさ。
結局知識が無いと会話に対しても受け身になってしまうのですよね。

どぉしたら良いのでしょうか。
結局現段階で出た結論は、自分がまだまだだと常に認識しておくこと。
常に色々な事に対して勉強し続け、その上であらゆる人から良いと思った方法、知識を全てパクってやろうと考えました。

この分野においてこの人は秀でている。
色んな話を聞いて自分が良いと思った事は必ずメモをとる。
日常の何気ない会話でも自分が知らない情報に対してはしっかり拾っていく。

あの時感じた不甲斐なさ、日常で感じる知識量の差。すぐに埋まる訳でもありませんし、知識を詰め込みすぎてごちゃごちゃになるのもよくありません。

会話で受け身にならないように。そのためにしっかりと知識量を増やさないとと非常に感じた経験でした。

2011年9月15日木曜日

留学で考えたことと悩んだこと

井端です。

何度も留学の内容で申し訳ないのですが、
自分なりに消化したいことなので、もう一度学んだことを確認するためにかきました。
なるべく正直に書いたつもりです。



①第一印象が認識の大部分を形成する
 今回のプログラムで痛感したのは第一印象の重要性です。これはアメリカという国に限らないことだと思いますが、今回のプログラムでは、私は第一印象の形成に失敗したと感じました。プログラムが始まった直後は、海外での授業への緊張や、「自分の言葉は通じるのか」と不安が多く、知っていても発言する勇気がなく、あまり発言しない時期が何日か続きました。何日か経過した後に、やっと慣れてきて、自信を持てるようになり、授業で比較的抵抗なく意見を言えるようになりました。
 しかし、この時にはすでに集団の中にそれぞれの生徒に関する認識が出来ていました。私は最初の週に発言が少なかったために「授業に感心のない(または話す能力が低い)生徒」という認識を持たれてしまいました。その後できるだけ質問をし、自分が知っている知識を共有したつもりでしたが、その後私の印象が大きく変わったとは思えません。「人は『現実』ではなく、勝手な『印象』に基づいて行動する」ということを、現地の教授が一番最初の講義で言っていたのですが、本当だなと思いました。
 この経験から、新しい集団に加わるときには、かなり意識的にでも第一印象を自分で形成する必要があることを痛感しました。


②「リーダーの資質」と「結果への執着」
 ①で、私は最初は自分の能力に自信がなくて発言できなかったことを述べました。この時に同時に感じたのは、他の学生もほとんど同じような状況にあったこと(他の多くの学生も最初は発言が多くはありませんでした)、また、そのような状況の中発言した学生が、その後そのクラスのリーダーとして認識されていたことでした。自信がなく、何が正しいのかわからない状況で、自分の意志を通すことの大変さを学んだと共に、その壁を超えなければ集団の信頼を得ることはできないことを知りました。
 また、このような状況はいつも突然訪れることに気づきました。いつも準備の時間はなく、その危機的状況が終わった後で、「あの時にもっと積極的に行動すべきだった」と後悔しました。何事も準備は必要だと思いますが、「準備する時間がなく、なおかつその時に最高のパフォーマンスを要求される」ようなタイミングも確かに存在することをこの時に痛感しました。
 ここまでは国に関わらず共通の認識だと思いますが、プログラム中に「リーダーとは」という部分で日本との違いを感じたので、それに関しても共有したいと思います。その違いとは、『結果』に対する関心の高さです。アメリカでのリーダーは、日本でのそれよりも、「結果」を多く求められる印象を強く受けました。日本では、どちらかというと「プロセス」が重視されることが多いのではないかと思います。よって日本人的には「彼(彼女)は頑張った」という評価でも、結果が伴っていなければ、アメリカでは同じ人物に対する評価が非常に低くなる、という場面を多く見ました。よって、将来このような環境で勝負しなければならなくなった時、結果に対する執着がもっと必要になると感じました。
 また、ここから感じたのは、結果に対する強い執着心がクリエイティブなアイディアを生み出すということです。留学中に多くの政治家の方とお話しさせていただいたのですが、いつも彼らのクリエイティブな考え方に驚きました。「政治家」と聞くと、前例主義、慣例主義というイメージの方が強かっただけに、私は非常に驚きました。そして、何故なのかを考えた時、この「結果」への考え方の違いが頭に浮かびました。「何としても達成しなければならない結果があるから、客観的には不器用なやり方でも挑戦してみる」という姿勢を感じました。そして、すごくカッコいいと思いました。と同時に彼がリーダーという立場にあることを納得しました。



③「他人との差異に寛容」=「自分の能力は見せない限り何も評価されない」
 また今回私が悩んだ点として、「表現の考え方の違い」があります。日本では多くの場合に、あまり自分の能力を誇示するような振る舞いをすると嫌われてしまう傾向が強いと思います。「出る杭は打たれる」と言われるように、他人と異なることを強調しないように生活しないといけない空気が少なからずあると私は感じます。しかし留学中の授業では、良くも悪くも、真逆でした。日本では「うざい」と思われるような発言や行動(つまり大多数の人が取らないような行動)も、基本的に正当に評価されます。周囲の人からの同化圧力を感じない分、非常に過ごしやすいと思いました。しかし同時に、自分が知っている(持っている)知識や能力をはしっかりと表現しないと、なめられてしまいます。おそらく「彼、彼女は私と違って当たり前」という考えが根底にあるのがその理由だと思います。「違い」を理由に嫌われることは少ないが、共有部分が少ない為に、個人は自分を表現する義務がある、というのが彼らの考え方なのだと思います。私はこの点を頭ではわかっていたのですが、中々自分を事細かに自分(また自分の意見)を表現することができず、最後の最後まで納得の行くレベルまで自分を変えることが出来ませんでした。自己表現するためには、様々なことを能動的に考え、行動する必要があると感じました。



④「Do you like adventure?」
最後の点は、プログラム中に親しくなった現地の学生に言われたセリフに関してです。ある週末、その学生と出かける機会があり、色々な店や場所に行きました。彼女は、外見からどんな店か判断もつかないような店にどんどん入って行き、私は後をついて行きました。その度に、私は彼女に「この店には頻繁にくるの?」と聞きました。その度に、彼女は「いや、今回が初めて」と答え、私はびっくりしました。
その日、一通り用事を済ませ、一緒に寮に戻る最中、彼女は私に質問をしました。

「ヤス、冒険は好き?」

私はこの質問に即答で「yes」と答えることが出来ませんでした。
怪しげで入ったことのない店にどんどん入って行く姿にびっくりしていた自分を考えると、yesという返答は出てきませんでした。私はそのような選択の仕方をしないからです。
この時、店の選択に関わらず、自分は今まで無難な生き方ばかりしてきたんじゃないかと思いました。
もちろん、彼女はそんなに重い意味で私にこの質問をしたわけではありません。しかし、私はそれまでのプログラムの中で、いまいち挑戦できずにいる自分に心の何処かで気づいていて、即答することが出来ませんでした。

すごく小さなきっかけでしたが、彼女のこの質問に即応できなかった自分に気づいてから、「本当に俺は今まで新しいことに挑戦しながら生きてきたのか?」と考えるようになりました。
無意識のうちに、無難な方向に、あまり軋轢を生まないような生き方を選んでいるんじゃないのか、と思いました。
そして、仮にそうだったとしたら、本当に損してるなと思いました。
もっと、自分の行動の意味を考えて、本当にこれが最善の選択なのかをもっと考えるべきだと痛感しました。そして、新しいことをもっと試さないとなと思いました。
いつも歩く道を離れて、少し違う道を歩いてみることを心がけようと思いました。


2011年9月13日火曜日

インターンシップを通して考えたこと

こんにちは、今回は大城が担当します。

私はおよそ1か月前からインターンシップとしてI&Gパートナーズで働き始めました。
といっても私は沖縄の大学に通っているので、PCを使って沖縄で働いています。


私に課せられた仕事は、転職サイトに掲載する画像の加工、編集です。


1日8時間、週4~5回程出勤しているのですが、ほとんど同じ作業をしています。

そんな中私が気付いたこと、気を付けていることについて当たり前の事ばかりですが書いていきます。


1、時間を意識する
 特にノルマを課せられているわけではありませんが、「何日までに何件」という大体の目安が設定されているので、できるだけ1日の目標件数を超えるようにしていきたいのです。速く作業を終わらせるために、画像加工1件毎にかかる時間をメモするようにしています。時間を記憶するより、書いておくことでより意識できるようになっていると感じます。


2、スムーズにいかなかった企業については簡単に振り返る
 何につまづいたのか、どこで失敗したのか、簡単に振り返ってメモに取っておくと、次に似た条件の画像が来た時スムーズに作業ができます。
逆にスムーズに進んだ企業に関しても「どうしたから上手くいったのか」を振り返るようにしています。

3、こだわる
 きれいに仕上げるのは当たり前のこと。しかし、細かい作業が上手くいかないと「もうこれで良いかな・・・。」と終わらせたくなることもあります。そんな時、「掲載企業は、他の企業の画像は良いのに自社の画像が悪かったら絶対いやになる」と自分を奮い立たせ、納得いくまで編集するようにしています。


4、どんな作業にも意味がある
毎日毎日同じ作業を繰り返す私の作業は一見何の意味もないように見えますが、そんな中でも私は上に挙げたように感じることが多くあります。
仕事をするにあたっての技術はひとつひとつ違いますが、仕事に取り組む「姿勢」は変わらないものだと思っています。

そんな事を日々考えていると、ある日社長からメールが届きました。

あのイチローもこんなことを言っています。
『小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行くただひとつの道だと思っています。今自分にできること。頑張ればできそうなこと。そういうことを積み重ねていかないと、遠くの大きな目標は近づいてこない。少しずつ前に進んでいるという感覚は、人間としてすごく大事。』

意味のないような事でも、常に意識して作業し続ければ新しい発見があり、次のステージに進めると考えています。

そのためにも向上心と問題意識を持ち続けていきたいものです。

技術に関しても仕事に対する姿勢もまだまだ初歩的ですが、インターンシップとして働いている以上、できるだけ良いものを創りだす義務があると思います。

現状に満足せず、もっと良いものを創りだせるよう明日も意識して仕事に取り組みます。

2011年9月8日木曜日

楽しみを見つける

今回はあおのが担当させて頂きます。

突然ですが、富士山に登ってきました。


夜の20時過ぎに登山を開始し、山頂でご来光を見て下山をするという日帰り?プランです。(そして東京に戻って研究室のゼミに出席しました...) 一睡もせずに登山をするわけなので中々キツかったですが、楽しい経験ができました。

実はその前の週にもトライしていたのですが、悪天候で7合目で断念。今回はリベンジのような形でした。登山にそこまで興味のなかった自分が、なぜ週に2度も富士登山に行っているのか?と振り返ってみると、少し可笑しくなりました 笑
終わってみると、また違うルートで登ってみたい、違う山も行ってみたい、冬の雪山登山も楽しそう、とか色々思うところがありました。山の魅力というやつにとりつかれたのかもしれません。

体力的にキツい登山の何が楽しいんだろう、と少し考えました。
登頂したときのの達成感、一歩一歩頂上に近づいている感覚、普段の生活では見れない景色が見れる、など楽しさの要素は色々あると思います。また、頂上でカップヌードルを食べ、コーヒーを飲みながらご来光を見るというのも、今回非常に楽しみにしていました。...湯沸かし器の調子が悪くて結局実行できず、残念な思いをしたんですが。。。

上記の要素に順位付けをすることはしませんが、何らかの楽しみがあるからこそキツい登山もできるし、また行きたいという思いが生まれるのだと思います。
これは登山に限ったことではなく、どんな物事においても、自分が楽しみを覚えることは好きになり趣味となったりする。一方で、楽しくない物事はやはり長続きしない。これまでの自分を振り返ってみてもそうだったと思うし、間違っていないでしょう。


これが仕事だったらどうなるのでしょうか。登山のような趣味と給料をもらっている仕事とでは明らかに性質が異なるという前提があるものの、僕にとってはやはり「楽しさ」が重要な鍵になるなと思っています。「仕事は辛いのが当たり前だし楽しさなど求めるな、給料貰ってるんだから」などと言う大人の方も一部いるようですね。辛いのは間違いないでしょうが、楽しさもなければ僕は絶対に続けられません。(楽しさををうまく見つける能力というのも大事になってきそうですね。)
そういった意味で、楽しみを感じながら仕事ができればいいなあと思っています。甘く考え過ぎなのかもしれませんが。

「趣味は仕事」とまでいかなくても、仕事に楽しみを感じ、好きでいたい。風呂に疲れた体を浸からせながら、来年度からの自分に関してそんな事を思った次第であります。

本記事は以上です。

2011年9月4日日曜日

今回は森山が担当させて頂きます。
先日、長谷部選手の心を整える。を読みました。
心を整える。 長谷部 誠(著)アマゾンより

そこにすごくセンスの良い言葉が書いていたので紹介したいと思います。

”スペイン語で運 ( la suerte) は女性名詞。
だからアルゼンチンの人たちは運を女性のように口説きなさいというんだ。
何も努力しないで振り向いてくれる女性なんていないだろ?
それと同じで、運もこちらが必死に口説こうとしないと振り向いてくれないんだ。”


これは長谷部選手の代理人をしていたロベルト佃さんという方が言っていたそうです。

運を女性のように口説く。すごくユーモアがあってこの言葉をみたとき少し鳥肌が立ちました。


運とはおそらくほぼ全員にくるもの。
運がよかったね。というとあたかもその時の偶然のように聞こえますが、きっとそうではなくそれまでの準備をしっかりしてきたから。その運を掴めるのは、努力を怠らずしっかり準備をしてきた人のみだと思います。

今自分は何をしなければならないのかをしっかり考え、運を待つのではなく口説いていきたいと思います!!

異性を口説くのと同じように,運も口説きなさい。

  
僕の好きな言葉の一つです。





2011年9月2日金曜日

緊張状態の意味


井端です。
最近留学から帰ってきたので、今回も留学中に考えたことに関して書こうと思います。



今回の留学で、何度も感じた感覚があります。

それは、
「今ここで挑戦しないと、俺は何も変えられない」
という緊張と焦り

ある時は、授業中の発言の時。
ある時は、ゲストスピーカーへの質問の時。
ある時は、尊敬する友人との会話の時。

この感覚を味わうたびに、非常にイヤ~な汗を体中にかきました。
何故ならこの感覚は、日頃私が無意識のうちに避けてきたようなシチュエーションでのみ経験する感覚だからです。

この感覚を味わったシチュエーションの共通点は以下の通りです。

・そのトピックに関して自信がない
・周囲の期待を超える必要がある
・十分な準備がない

今回のプログラムでは、本当に何度もこの感覚を味わいました。(主催側が意図的に用意したのだと思います。)

今回の留学の印象を一言で表せば、「繰り返される緊張状態」です。
自信を持つことができないような状況下で、高いレベルのパフォーマンスを要求される。
この状況で受けるプレッシャーは半端ではないことに気づきました。


しかし、このような「壁」を超えないと今の自分を超えることはできないと痛感しました。
挑戦しないことは非常に簡単で、誰かに責められることもありません。
それでも、挑戦しないと何も変わらない。

今回私は、自分自身が想像していたよりも非常に保守的な性格であることに気づきました。
しかしこれを認識できたからこそ、意識的に新しいことに挑戦しなければ、と思いました。


また、上記のような状況でこそ、リーダーとしての資質が問われることに気づきました。
以前まで、「リーダー」という概念は私にとっては非常に曖昧で、なんとなく「集団を引っ張る人」程度の認識でした。

しかし、今はもう少し細かく定義できます。
それは、
「自分を含め誰もが自信を持てず、なおかつ多くを期待されている状況下で、普段と同じ(またはそれ以上の)パフォーマンスを発揮できる人」
という定義です。
この条件を満たせば、自然と周囲の人はその人を「リーダー」として認識すると感じました。


上記のような状況でこそ、その人物の真の価値が計られる。
だからこそ、そのような状況でこそ他者の信頼を得ることができる。
そのような状況下で緊張してしまうのは当然。
むしろ、その緊張状態を受け入れて、その状態で何が出来るのかが問題なのだと気づきました。
(同じようなことをスラムダンクの山王戦あたりで安西先生が言ってましたね。。。)


この気づきは生かしてこそ意味を持ちます。
簡単ではありませんが、成長のため頑張ろうと思います。


【井端の試行錯誤】
「言語環境の構築 〜ポッドキャスト〜」

先日apple TVを購入しました。
目的は、TVで英語のプログラムしか再生できないような環境を作るためです。
ここで、iTunesのポッドキャストが威力を発揮します。
私がメインで利用しているのはCNN student newsとWSJ morningですが、
あたかもTVでニュースを観ているかのような感覚で非常に快適です。
自分でニュース環境を作れるのはポッドキャストのおかげです。

言語は「触れている時間」が非常に重要だと思うので、
可能な範囲でどんどん英語環境を作っていきたいと思います。